10.05.22 東京→糸魚川


5時55分高尾出発、聞いてみると最後のいっこ前の組だった、ってことは後ろからの援護はないということだ、ちょっとあせる。

後がないので遅れないように大垂水峠を登っていく、これから290キロの道のり、みなさんそれほどスピードを上げていなかったので助かった。中にサドルバックがぶらぶらしている人がいてそれが気になった。


下って上野原辺りで最後の組が来た、ここで後れを取ってはならじと着かせてもらう。徐々に前の人が下がり次はいよいよ先頭かと思っていると、『後ろに下がって』と言われた。『人数が多くなると危険なので10人近くなったら離れてほしい、それまでは後ろに着いて』とのこと。

笹子を登り第一チェックポイント8時50分、一緒だった列車はタイム計測するとすぐに出発、ありがとうございました。ちなみにその人たちは8時間台で糸魚川にゴールしていた。どおりでこの区間の心拍が一番高かったよ。

勝沼を過ぎ独りで走っていると後ろから追い越された、のでご一緒させてもらうことに。ちょうど足並みは同じくらい、韮崎まで前に出たり下がったりで良い感じのツーリングだった。

第2チェックポイント9時半、この区間は走りやすく意外と近かった。おにぎり2個補給、トイレに行ってバナナをポッケ入れてに出発。ここから富士見峠にかけて登り基調だ、ニーウォーマーを脱いだら膝が動きやすい、くるくる回してどんどん進む、調子いいみたい。

下りに入ってもソロ、がんばって車の後ろに着いちゃって足を休める。日が翳ってきて心配していた暑さはない。諏訪湖畔は若干向かい風、下ハンで風をよけてぺダリング。荒川で向かい風はいやだなあと思って走っていたが、それが役に立った。


岡谷市内はずっと渋滞、道幅もせまく走りづらい。中心部を過ぎ峠に入ると道が広くなり走りやすくなる。去年より余裕があり難なく頂上を超える、もうすぐ第3チェックポイント、前の人を追い越しながら小田坂公園へ、ちょうど12時くらい。ここは大休止の人も多くまだ沢山のライダーがいた。これだけ人がいれば安心だ。


おにぎり2個とバナナ補給し、早めに出発。松本市内も大渋滞、サポートカーは大変だろう、ご苦労様です。市内を過ぎ去年苦労した高瀬川沿いの区間に入る。今回は風がない、それどころか追い風になったりしている、今回は暑くもなく寒くもなく風もなくすごく天候に恵まれた感じ。

もう7時間近く自転車に乗っている、だんだんお尻や首が痛くなってきた、時々ダンシングで身体をほぐし気を紛らわす。大町を過ぎ登り区間に入る、信号待ちで追いついた人と挨拶、なんとなく集団になる。お互い飽きが来ていたときだったので刺激になり、そこから白馬まで40分ぐらいモチベーションを保って走ることができた。

3時、白馬で最後の補給。もうポカリやエネルギー飲料は飽き飽き、次の補給は生ビールだ!ってことで出発。さっきの人たちと一緒になったがチョイ出遅れた、登りで追いつこうと思ったがその前の下り基調が以外と長く、単独では徐々に差が開く。やっと登りになったが集団に追い付けずに本格的な下りに入る…マズイ。しかし運よく工事の信号待ちで追いつくことができ一安心。

下りのトンネル区間をガンガン飛ばす、もしここで何かあったら、、、と頭をよぎったがもう後のことはかまってられないと踏み倒す。後半は前に一人後ろは誰も着いて来ない状態で必死で食らいつく。しかし斜度が緩んでくると力の差がでて遅れ気味に、平地に入るととうとう切れてしまった。

4時30分ゴール、さっき引いてもらった人にありがとうございましたと挨拶すると、『後ろにプレッシャーがあったので逆によかったです』とのこと。ほんとにありがとうございました。休憩も信号待ち入れて10時間30分、AVG27キロだった。

すでにゴールしていたマッシーくんと生ビールで乾杯、お疲れさまでした。1杯目はすぐに染みこんでしまい、2杯目でやっと味わえた、美味かった。





2 件のコメント:

牛山 さんのコメント...

お疲れさまでした。
ぼくも出来れば来年出てみたいです。

くぼっち さんのコメント...

今回は天候と集団に恵まれました、スキーは行けなかったけどその分練習できたので脚もよく回りましたよ。次回はぜひご一緒に!